浦田木材株式会社へのお問い合わせ
0855-22-0385
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伐って、使い、植えて、育てる「循環型林業」の促進
日本の森林面積は、国土面積の約70%(国有林30%、公有・民有・私有林70%)を占めています。しかし、輸入木材の増加による木材価格の低下や木材産業従事者の高齢化や後継者不足などにより林業経営は低迷し、これらの森林資源の管理・維持が困難になっています。そんな中、浦田木材株式会社は伐採、木材を利用した加工・製材・素材生産などにおいて森林保全・管理への貢献に取り組んでいます。
当社では環境にやさしい間伐材を主な原材料として使用しています。
木は成長の過程でたくさんのCO2を吸収し固定化しますが、木を大きく成長させ建築材料として利用するには木を間伐(間びき)して一本一本にあたる日光を増やすことが必要となります。また、木が密集して日光が地面に届かなくなると草などが生えなくなり、地表が緩み土砂などで簡単に流されてしまうため、間伐は非常に大切な作業となります。その間伐により倒された木は価格が低いため、そのほとんどは残置間伐材として放置されます。そして残置間伐材は年月とともに腐り、CO2を放出し始めてしまいます。そんな残置間伐材を搬出し、木材チップ等の原料にすれば、新たに樹木を伐採せずに済むだけでなく、CO2の排出も防げます。